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屋外から侵入してくる音、屋内で発生する音、 私たちはさまざまな音に囲まれて生活しています。 そのなかに存在する不愉快な音−騒音 この不快な騒音は、人によって精神的なストレスを生じさせ、 時には甚大な健康被害を及ぼす要因となります。 また、周辺住民とトラブルも引き起こすケースもあり、 楽観視してよい現象ではありません。 騒音を防ぐには、発生源で抑え込む。 これが最も周辺に影響が低く、コストもかからない方法です。 もしかしたら騒音を発生させるかも。。。 そんな心配があれば、現状で可能な対策を行う。 これが騒音エチケットです。 各素材のご紹介はこちらから 騒音レベル 騒音の大きさをはかる基準です。 120dB 雷 建設現場   100dB カラオケBOX 活動中の工場   80dB 電話のコール音 空調設備の室外機   60dB 家事 日常生活音   40dB 閑静な住宅地（昼間） クーラーの吹き出し音   20dB 時計のカチカチ音 対処法 対処法には下記の種類があります。 住環境や騒音のレベルにっては、複数の方法を組み合わせて対処します。 対処名 性質 素材名 効果 遮音 音をできるだけ反射させて、音の透過を防ぐことを指します。 遮音シート・石膏ボード 騒音の侵入を防ぐ。 騒音の流出を防ぐ。 吸音 音をできるだけ透過、減衰させ、 音の反射を防ぐことを指します。 グラスウール・ウレタンスポンジ・ロックウール 室内での音の反響を抑制する。 防振 振動の発生を抑制します。 防振ゴム・防振マット 足音を階下に伝えない。 振動を抑えたい。 制振 振動を伝達を抑制します。 制振シート・ゴムシート エアコンや冷蔵庫の振動を抑制する。 タイプ別対処法 住宅の特徴と基本的な対処を表しています。 ただし、住環境や騒音のレベルに応じて、様々な方法を組み合わせます。 建屋の特徴 床 壁 窓 木造住宅 日本の木造建築は開放的な構造なため、侵入してくる騒音に対しては無防備です。 木造住宅は遮音性が低いため、階上、階下へ騒音が伝播します。 対処：階上には制振性の高い素材、その他には遮音性能が高いものを使用する。 壁が薄いため、隣のお部屋に騒音が透過します。外から騒音が侵入しやすくなります。 対処：壁に石膏ボード、遮音シートを使用します。 木造住宅の窓には隙間が生じやすいため、騒音の侵入、流出が生じやすくなります。 対処：アルミサッシ枠を設置し、二重窓を取り付けることで、窓を透過する騒音を抑制します。 マンション 壁はコンクリートのため、防音効果は高いですが、騒音が振動となり、周囲へ伝播しやすくなります。 コンクリート床は遮音性は高いですが、歩行音や日常生活音が響きやすくなります。 対処：室内のたたみや、フローリング床下に防振シート、遮音シートを使用します。 コンクリート壁は遮音性が高いですが、音が反響しやすく、開放された窓から騒音が流出するこがあります。 対処：音を反射させいないように、壁に多孔質素材を使用します。 マンションは元からアルミサッシを使用しています。 対処：交通騒音などの場合、二重窓、防音カーテンなどを併用します。 RC住宅 高気密で音が反響しやすいため、窓を開けた状態だと室内の話し声が増幅され、周辺に騒音迷惑をかけやすくなります。 コンクリート床は遮音性は高いですが、歩行音や日常生活音が響きやすくなります。 対処：室内のたたみや、フローリング床下に防振シート、遮音シートを使用します。 コンクリート壁は遮音性が高いですが、音が反響しやすく、開放された窓から騒音が流出するこがあります。 対処：音を反射させいないように、壁に多孔質素材を使用します。 RC住宅は元からアルミサッシを使用しているため、高い防音性能を備えています。 対処：交通騒音などの場合、二重窓、防音カーテンなどを併用します。 対象別素材使用例（住宅用） 本ページで御紹介いたしております工法はあくまでも一例です。 また、防音に関しまして保障された工法ではありませんので、参考資料とお考えください。 また弊社は素材販売専門となりますので、 実際の施工に関しては最寄りの工務店とご相談ください。 ●外壁（防音施工） ●間仕切り壁（防音施工） ●フローリング床（防音施工） ●天井（防音施工）
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